2023/06/06

クレバリーホームの耐震性能

スタッフブログ
クレバリーホームの耐震性能 こんにちは!クレバリーホーム南相馬店です。

最近、大きな地震が度々起こり、ニュースになっていましたね。
地震を知って心を痛めたり、不安を感じたりした方も多かったのではないでしょうか。

地震が多い日本だからこそ、家を建てる上で耐震性は大切な要素ですよね。耐震性を重要視されている方は多くいらっしゃると思います。
地震に強い家なら、ご家族の大切な命や財産、そして思い出を守ることができるため、安心してお過ごしいただけるのではないかと思います。

そこで今回は、クレバリーホームの耐震性能について、4つのポイントをお話させていただきます!

ポイント①「2つの構造を掛け合わせた、プレミアム・ハイブリッド構法」


頑丈な家を作るためには、どのような構造で建てるかが非常に重要です。クレバリーホームでは、1階と2階を貫く通し柱により、建物を強固に一体化する「SPG(ストロング・ポスト・グリッド)構造」と、床・壁・天井の6面全体で地震などの衝撃を受け止める「モノコック構造」という2つの構造を採用しています。

一般的な在来工法では、通し柱が配置されているのは四隅の4本程度ですが、SPG構造はなんと通常の2~3倍の数の通し柱があります!これだけでもかなり強度が高くなりそうですよね。地震・台風による揺れや、屋根にかかる荷重をスムーズに逃すことができます。

またモノコック構造は、6面体の構造で建物にかかる力を分散し、建物がねじれて歪んだり倒壊したりするのを防ぎます。例えば卵の殻は、殻自体は薄く割れやすくても、握ってみると想像以上に割れにくいと思います。それは、広い「面」で力を受け止めて分散させているからです。これがモノコック構造の特徴になります!

そしてSPG構造、モノコック構造を掛け合わせてより頑丈にしたのが、クレバリーホームの強みである「プレミアム・ハイブリッド構法」です。建物にかかるエネルギーをバランスよく受け止め、地震などの災害に極めて強い木造住宅を実現しました。

ポイント②「安定した品質を保つ、エンジニアリングウッド」

耐震性の高い構造を用いていても、家を建てる木材の品質が高くなければ、耐震性は十分に発揮できません。木材の質も重要なポイントですよね。

木材は軽くて強いという特徴を持っているため、住まいの構造体に適した材料だと言えます。しかし、自然の無垢材は芯まで完全に乾燥させることが難しく、節や割れによって強度が安定しないという欠点があります。

そこでクレバリーホームでは、柱や梁などの主要構造材に、エンジニアリングウッドと呼ばれる構造用集成材を採用しています。製材方法にもこだわり、高い強度と安定した品質を実現しています。

エンジニアリングウッドとは、木材を厚さ20mm程のラミナ(挽き材)に製材した後、一定の強度を持つものだけを選別して貼り合わせた建材のことです。品質のばらつきがなく、安定した強度を持たせることができます!しっかりと管理された生産工程を経ることで無垢材よりもはるかに品質が安定し、強度もおよそ1.5倍にまで向上します。
また、クレバリーホームではラミナの状態の木材を含水率15%以下になるまでしっかりと乾燥させます。木材は含水率が30%以下になると、含水率が低くなるほど強度が高くなるという特徴を持っているため、より強度の高い構造材を実現しています。

クレバリーホームが採用しているのは、一般的に構造材に使用される「ホワイトウッド」に比べ高強度な「欧州アカマツ」です。欧州アカマツは強く粘りのある木材として知られ、曲がりにくさや引張強度に優れた木材です。その中でも原産地を気温の低い北欧に限定し、木質繊維の密度が高く高強度な木材のみを厳選しています。

また、北欧の木材の強さは、年輪にも表れています。気温の低い北欧の木材は成長が遅いため年輪幅が小さくなり、木目のつまった強い木材になります。さらにクレバリーホームでは、樹齢100年前後の木材を使用することで、さらに長寿命で強い住まいを実現しています。

このように、こだわり抜いた木材を使用して家づくりを行っています!

ポイント③「建築全体を強固に接合する高精度HSS金物」


柱と梁等の接合部は、地震や台風などの外力を受けた時に住まいの中で最も力が集中する場所になります。クレバリーホームでは接合強度を高めるために優れた接合金物である高精度HSS金物を採用しています。

一般的な在来工法の仕口や継手による接合は施工者の熟練度により施工精度が左右される上、加工による木の欠損量が多くなるため強度が低下してしまいます。

クレバリーホームが使用するHSS金物は、奥行きが従来の約1/2にコンパクト化しているので、梁の欠損量を最小限に抑えることができます。このような独自の金物を使用することで柱と梁が持つ強度を最大限に引き出し、一般的な在来工法の1.5~3倍の接合強度を実現しています。 金属の劣化の原因となる錆への対策として、HSS金物にはカチオン電着塗装を行っています。このカチオン電着塗装は屋外で使用される自動車の塗装にも使用される技術で、防錆性を高め長期にわたり強度を維持する効果があります。沿岸部など海水や潮風の影響で錆が発生しやすい地域でもそのまま使用することができるほどの防錆性を有しています。

また、HSS金物は公益財団法人日本住宅・木材技術センターによるSマーク認定を取得しています。Sマークとは、用途に応じて必要とされる品質・性能を有することを確認し、その性能値を認定すると同時に、その製品の生産・供給体制に係る認定を行う制度です。HSS金物は公的機関にも認められた、信頼の品質となっています!

ポイント④「徹底した強さの基礎構造」


住まいの要になっている基礎も大切ですよね。クレバリーホームでは、地震など外部からのエネルギーを受けても歪みにくいベタ基礎を採用しています。面で支えることにより建築荷重を分散して地面に伝えることができるため耐震性に優れ、軟弱地盤にも適した基礎構造となっています。
さらに、基礎と躯体との接合部には柱脚金物を採用し、構造躯体と基礎を強固につなぎます。この外から見えない部分の技術や工夫が、高い耐震性を実現する住まいの基盤となっています。
クレバリーホームでは、土台・大引と床構造用合板を一体化させることで剛性を高める根太レス工法の床組みを採用しています。そのため、地震や台風時に加わる大きな外力に対しても変形が起こりにくい構造を実現しています。

また、基礎と躯体をつなぐ金物にも工夫しています。一般的な在来工法で使用されるホールダウン金物の引き抜き耐力は15KN程度ですが、クレバリーホームでは約2倍の引き抜き耐力である30KNもの強度をもつ柱脚金物を採用しています。構造躯体を基礎にしっかりつなぎ留めて建物全体を一体化し、地震などの外力に耐えます。

まとめ


地震に強い家づくりのポイントについて4つ解説しました。
住宅が地震の際に強さを発揮するためには、使用される木材や接合部、基礎など「目には見えない部分の構造」が重要になります。

日本に住むうえで地震は避けられないものなので、うまく付き合っていく姿勢を持つことが大切です。
クレバリーホームでは、ご家族の大切な命や財産、そして思い出を守り、安心してお過ごしいただけるように木ならではの特性を活かした安全な住まいづくりを目指しています。

気になったらぜひ、ご相談ください!皆様のご来店お待ちしております。

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