2024/06/18
知っておきたい!水勾配について
スタッフブログ
こんにちは!クレバリーホーム相馬店です。
だんだんと気温が上がってきましたね。
今年の梅雨入りはやや遅れているようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて今回はそんな梅雨時期に重要になる
『水勾配』について、
お家づくりの基礎知識をお届けします。
水勾配(みずこうばい)とは
排水を目的とした床の緩い勾配のことを指します。
ベランダやポーチ、駐車場土間などに一定の基準で傾斜をつけることで
水がたまらず、乾きやすいようになっています!
広い陸屋根では1~2%程度、ベランダなどでは2%以上の勾配をつけるなど
求められる排水能力によって適当な勾配を付けなければいけません。
一般的には1~3%程度の勾配がとられています。
道路がかまぼこ状にもりあがって、水が側溝に流れるようにしているのと同じことをしているわけなんですね!
水勾配が無いと
- 排水ができず水たまりができる。(寒冷地では表面が凍結する可能性がある。)
- 汚れがたまる。
- カビ・コケが発生しやすくなる。
- 滑って転倒しやすくなる。
- バルコニーなどの防水層が劣化する。
等々の問題が生じてしまうため注意が必要です。
床は水平の方が見栄えがいいと思う方もいるかもしれません。
確かに場所によっては傾いていることで違和感を感じることがあるかもしれませんし
気になってしまう部分ではあると思います。
ですが勾配を設けることで、お家をキレイに保ち、安全に過ごすことができます。
お家を建てる際にはやはり間取りやデザインに目が行ってしまうかと思いますが
いざ暮らし始めてからの維持管理のためには、排水計画がとても重要だということも忘れないようにしましょう!
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いかがでしたでしょうか?
今回は『水勾配(みずこうばい)』について紹介しました。
お家づくりにはこういった見えにくい計画や工夫がたくさんあります。
気になったことはぜひ施工店のほうへお問い合わせください!