2023/09/19
代表的な3種類の屋根材の特徴
スタッフブログ
こんにちは、クレバリーホーム相馬店の樋口です。
9月に入り、久々に雨が降りましたね。このまま涼しくなり秋が来るのかなと思っていたら、
まだまだ暑い日は続きそうですね。
今回は、そんな雨風や日差しから私たちを守ってくれる屋根についてお話させていただきます。家の強さは「構造」「材料」などの要素によって決まりますが、特に注目したいのが
「屋根材」です。たくさんある屋根材の中から、代表的な3種類の屋根材の特徴をご紹介します。
➀粘土瓦
粘土を焼き固めて作ったもので、耐久性とメンテナンス製の高い屋根材です。
大きく分けて、日本の伝統的な建築に用いられてきた「和瓦」と洋風建築に用いられる「洋瓦」があります。
ほかの屋根材よりも重く、厚みもあるため、遮音性、断熱性、耐熱性に強みがあります。
<メリット>
・耐久性が高い
・破損しても1枚単位で交換できる
・断熱性、遮音性が高い
・耐火性が高い
・デザイン性に優れている(特に洋瓦)
<デメリット>
・耐震性が低い家に向かない
・施工する屋根にある程度の傾きが必要
・施工できる職人が少ない
➁化粧スレート
セメントと繊維で作られた板状の屋根材で、初期コストが低いです。
スレート以外にも、カラーベスト、コロニアルなどの商品名で呼ばれたりもします。
一般的に広く使用されており、屋根材メーカーが作るデザインやカラーのバリエーションも豊富です。
<メリット>
・初期コストが安い
・耐火性、断熱性に優れている
・最も普及している屋根材なので多くの業者が施工できる
・軽量のため耐震性に優れている
<デメリット>
・定期的な塗装が必要になるためメンテナンスコストが高い
・施工する屋根にある程度の傾きが必要
・表面がザラザラしているので、水分が滞留しコケやカビが生えやすい
➂ガルバリウム鋼板
表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキを施した薄い鉄板です。
同じ金属系のトタンの弱点だった“錆びやすさ”が大きく解消されています。
<メリット>
・不燃材料なので耐火性に優れている
・耐久性が優れている
・カラーバリエーションが豊富
・一般的なトタンと比べると約4倍の防錆性がある
<デメリット>
・他の屋根材よりも薄いので防音性がよくない
・衝撃に弱く薄いのでへこむ
・断熱性が低くて夏場が暑く断熱対策が必要
・防音性や断熱性を上げようとすると費用がかさむ
代表的な屋根材についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この他にも、屋根材は多くの種類があり、お家の強さやメンテナンスコストなど重視したい
ポイントによって適切な屋根材は異なります。
ぜひ今回の記事もご参考にしてみてください!
【参照】
https://www.yanekouji.net/kind-feature-price/