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2024/01/30

家を建てる前に必要な「地盤調査」を知ろう

スタッフブログ
家を建てる前に必要な「地盤調査」を知ろう こんにちは!クレバリーホーム福島店の岡崎です!

本日は、家を建てる際に行う地盤調査についてお話したいと思います。

実は家を建てる時には地盤調査というものが法律で義務付けられているんです!

地盤調査とは何か?地盤調査にはどのような種類があるのか?地盤が弱かった場合には?等をご紹介していきたいと思います!

地盤調査とは?

建物を建てる前に、その土地の地盤がどの程度建物の重さに耐えられるかを調査するというものが地盤調査です。
たとえば、その地盤が軟弱であれば建物がいずれ傾いてしまったり、最悪の場合には倒壊のリスクだってあります。
せっかく新築で建てた家がそうなってしまったらショックですよね…。
そうならない為にも地盤調査を行い地盤の状況を把握しておくことが義務付けられているんです。
中にはその土地が軟弱な地盤であったというケースはよく見受けます。
でも安心して下さい!
軟弱な地盤であったとしても改良工事を行う事で安心して過ごす事が出来ます。

地盤調査方法の種類

地盤調査の方法としては、以下の3種類が一般的に行われています。
①ボーリング調査
最も基本的な地盤調査方法で、よく大規模建築物の調査でボーリング調査を行います。
ボーリング調査は、地盤の支持力算出する際に必要なN値、砂質土や粘土といった土質、軟弱層か支持層までの深度など地層構成、地下水位の調査、室内土質試験用のサンプリングが可能です。
これにより、建物や道路、擁壁などを建築する際の地盤調査、その地盤の液状化判定や土壌汚染調査などにも用いられます。
ボーリング調査は通常、約5m四方の面積が必要で、調査箇所は一般的に1か所だけを10m程度を掘り進めます。
②スクリューウエイト貫入試験
地面に鉄の棒(ロッド)を貫入させ、地盤の状況を連続して測定します。
深さ10mまでの軟弱地盤が対象で、礫や玉石交じりの層、固結地層には適しません。
調査スペースは狭く、敷地内で複数個所の調査が可能でコストが安いのが特徴です。
③表面波探査法
地表面に振動機と受信機を設置し、振動の伝わり方で地盤の強度を評価します。
調査スペースは狭く、敷地内で複数個所の調査が可能でコストは安いのが特徴です。
地盤調査方法には他にも様々あり、適材適所で方法を使い分けます。
一般的に住宅では②と③の方法が用いられる事が多いです。

地盤調査の結果によって地盤が弱いと判断され地盤改良が必要になるケースがあります。
その地盤改良の工法の種類についてもご紹介いたします。

地盤改良の工法の種類と特徴

①表層改良工法 セメントを使用して地表周辺を固める工法で、軟弱な地盤の深さが2メートルまでの深さに適応します。
軟弱地盤部分を掘削し、セメントを土に混ぜて強度を高めます。
②柱状改良工法 円柱状に土とセメントを混ぜ合わせながら掘り進めて地盤を固める工法で、軟弱な地盤の深さが2m~8mまでの深さに適応します。
③小口径鋼管杭工法 鋼管を地中に埋めて地盤を固める方法で、軟弱な地盤の深さが30mまでの深さに適応します。
工期を短縮できる事や狭いスペースで重機が搬入出来ない土地でも出来るのが特徴です。

ちなみに地盤改良工事の一つに木を埋め込んで地盤を強くさせる方法(木杭)もあったそうです。
木を使うなんて以外ですよね!腐ってしまう事が懸念として考えられますが、よく調べてみると木が腐る要素は栄養酸素温度水分 の4つがあり、これの一つでも欠けると「腐朽菌」が繁殖できず、腐る事はないそうです。さらに使う木材は松の木だそうで、松脂と呼ばれるものが木をコーティングするため、これも腐食から守ってくれるそうです。

おわりに

いかがだったでしょうか?
今回は地盤調査の種類や地盤改良の工法についてご紹介いたしました。
今回ご紹介しきれなかった種類や工法は他にも様々存在します。
家を建てる時には長い間安心して暮らせるように地盤も良好な状態に整えましょう!





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