2018/08/26

地震に強い家づくり

スタッフブログ

こんにちは!
クレバリーホーム相馬店です。
たくさんの感動が生まれた熱い甲子園も終わり、気持的に「今年の夏も終わってしまった」と思っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、気温的には全国的に9月まで残暑が続くと言われておりますので、まだまだ暑い日が続くでしょう🌞大工さん達も暑い中頑張っています👷
さて、今回のテーマは「地震に強い家づくり」です。
近年日本で起きている大地震では、多くの家が倒壊や半壊などの被害を受けています。
このように地震が原因で建物が倒壊する場合、そこには三つの要因があると言われています。
それは地震の力で
●構造が「ねじれる」
●木材が「折れる」
●接合部が「抜ける」 こと。
それぞれが家の構造(骨組)に作用することで、家が倒壊してしまうのです。
これらの倒壊要因については、各ハウスメーカーで様々な対策が取られていますが、今回は、クレバリーホームの家を具体例に「折れ」対策をどのように取るべきか考えてみます。




折れにくい木材⓵無垢より強い「エンジニアリングウッド」
ポイント一つ目は「無垢材か、集成材か」。
クレバリーホームは「折れにくい木材」「良質の木材」として、伐採から製造、施工までの全工程で品質管理を徹底した「エンジニアリングウッド(集成材)」を採用しています。「集成材」とは、まず丸太を板状に切り出して、それを接着剤で貼り合わせて作った木材のこと。
「集めて」「成る」材料ということですね。
集成材には、
「木材ごとの強度・性能のバラツキが少ない」
「一本の丸太を有効活用できる」
という良さがあります。




折れにくい木材⓶粘り強い樹種かどうか
樹種については日本では伝統的に、ヒノキ、スギが人気です。
しかし、世界的に見渡せば、さらに優秀な木材がたくさんあります。
例えば、クレバリーホームで採用しているのは「欧州アカマツ」。
「欧州アカマツ」はヨーロッパからロシアにかけて分布しているマツで、その粘り強さ、強度の強さなどから建築用材に使われてきました。
「ヒノキ」「スギ」よりも強さがある木材なのです。




折れにくい木材⓷「接合部の欠損」が少ない!
そして、建て主の方があまりご存じないのは、その強い木材と言えども接合部の「欠損」が大きければ弱くなるということ。
日本で最も採用されている木造住宅の構造は「一般在来工法」。
この工法では柱と梁を接合する必要があります。
一般的な在来工法では柱と梁を互いに欠き込んで接合するため、材としての強度は宿命として落ちていきます。
これに対し、クレバリーホームの木材はオリジナルで開発した接合金物によって欠損量を最低限に抑えています。
その結果、木の持つ本来の強度が最大に引き出されるのです。




まとめ
地震の「折る」力に対抗するには、木材自体の「強さ」が必要なのです。
さらに木材自体の強さには、樹種や加工の「強さ」だけでなく、家として組み上がる時の欠損部分にも注目する必要があることも、分かっていただけたかと思います。
こうした、一つ一つの積み重ねが、家としての強い構造をもたらします。
どんな木材でもいいのではなくて、家として建ってしまったあとでは替えのきかない、見えない骨組み=構造を構成するものだからこそ、品質の高い、信頼できる木材を選びましょう!

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