2021/08/29

今日の記念日(8月29日)

スタッフブログ
今日の記念日(8月29日) 皆さんこんにちは!渡辺です。
先週のブログは見ていただけましたか?
毎週更新中なので、ぜひご覧ください!

では、本日の記念日を発表したいと思います。


本日、8月29日は「文化財保護法施行記念日」です。
1950年のこの日、国宝・重要文化財等を保護するための基本となる法律「文化財保護法」が施行されました。
前年1月26日に法隆寺金堂が全焼したのをきっかけに、文化財保護政策の抜本的改革が望まれ、従来の「国宝保存法」「重要美術品等保存法」「史蹟名勝天然記念物保存法」をまとめた「文化財保護法」が制定されました。
そして、1951年に文化財保護法施行記念日が制定されました。
今回は文化財に関する記念日でした。
皆様は文化財と聞いて、何を思い浮かべますか?

私は、近日中に公開する「浜の朝日の嘘つきどもと」の舞台になった朝日座が思い浮かびました。

皆様、朝日座ってご存じですか?
朝日座とは、福島県南相馬市原町区に実在する木造二階建ての映画館です。
朝日座の誕生は大正時代にまでさかのぼります。
地元の有志が組合をつくって1923(大正12)年、原町区の中心街に芝居小屋を兼ねた施設「旭座」を開業しました。
当時は舞台や芝居を中心に行われ、映画全盛期だった52年には名称を「朝日座」と変えて映画館になりますと、大勢の観客でにぎわいを見せました。
しかし、時代の流れは変わっていきます。
テレビやビデオが普及していきますと、映画業界全体で観客の減少が続きます。
ついには89年には仙台市といわき市の間に残る最後の映画館になりました。
そして91年9月を最後に、惜しまれながら約70年の歴史に幕を下ろしました。
そうした中で、地域に愛されてきた映画館を後世に語り継ぐ必要があると地元有志がつくる団体「朝日座を楽しむ会」が2008年に発足されました。
活動としては朝日座を管理し、上映イベントなどを行いました。
そして、その活動の甲斐もあり、ついに登録有形文化財になりました。
惜しまれつつも歴史に幕を閉じた映画館が地域の方々の活動により、文化財に認定されたという実話はいかがだったでしょうか?
私個人の感想としましては、同じ南相馬市でのお話のため、時間を見つけてぜひ見に行きたいと思います。
今回はクレバリーホームの紹介ではなく、南相馬市のついての文化財について、知ってもらおうかと思い、ブログを書きました。
最後になりますが、南相馬店が8/2にオープンしました。
もし、お時間がありましたら、予約制でのご案内になりますが、ぜひお越し下さい。
朝日座と同じく、南相馬市の原町区にございます。
それでは、今週はこの辺で失礼いたします。
また来週、お会いましょう。

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